ろう者の家内と知り合ったのは

ろう者の家内と知り合ったのは、とある手話サークルでのことです。

結婚するまでに、手話を始めて既に10年近く経っており、ろう者の友人も沢山おりました。
そういうこともあり、「自分はろう者に対し一定の理解はしている」という自負もありました。

新婚生活がスタートしたある日、家内が掃除機で掃除をしておりました。
詳細は忘れましたが、何かにつまづいた拍子に掃除機のコンセントが抜けてしまいましたが、家内はそれに気づかず掃除を続けています。私はそれを見て愕然としました。「そうか!!これが聞こえない。ということなのか」そう思いました。

それと同時に、今までの10年