津波予見可能性、どう判断=旧経営陣、全面対決-東電公判19日判決・東京地裁

津波予見可能性、どう判断=旧経営陣、全面対決-東電公判19日判決・東京地裁
9/15(日) 8:14配信
時事通信

勝俣恒久 東京電力元会長
 東京電力福島第1原発事故で業務上過失致死傷罪に問われた元会長勝俣恒久被告(79)ら旧経営陣3人の判決が19日、東京地裁(永渕健一裁判長)である。

 検察官役の指定弁護士側が「何一つ安全対策をしなかった」と法定刑上限の禁錮5年を求刑したのに対し、弁護側は「事故は防げず、無罪」と全面対決。原発を襲った巨大津波は予見できたのか。地裁がどう判断するかが最大の焦点だ。

 東電は事故3年前の2008年3月、政府機関の地