排気筒解体完了の延期報告 再開

排気筒解体完了の延期報告 再開
12月16日 20時17分

福島第一原子力発電所の排気筒の解体作業にトラブルが相次いでいることから、東京電力は、16日、来年3月末までとしていた解体の完了時期を来年5月上旬ごろに延ばすことを原子力規制委員会に報告するとともに、中断していた解体作業を再開しました。

高さが120メートルある排気筒は、事故の際の放射性物質を含む気体で汚染されているほか、ひびも見つかっていて、東京電力は倒壊のリスクを減らすため、半分の60メートル前後まで解体する計画です。
専用の装置を開発し、ことし8月から切断を始めましたが、刃が抜けなくなる