「歩く技術」

昨年10月、三浦雄一郎・三浦豪太共著の、「三浦雄一郎の『歩く技術』」(講談社)が発刊され、直ちに読みました。
分量は210頁ほどで、雄一郎氏の70歳・エベレスト登頂への足取り、息子の豪太氏(スポーツ生理学やアンチエイジング学が専門)による理路整然とした歩行技術の解説、がそれぞれ半分ずつで構成されています。読み物としても、テクニック書としても、大変有益な一書でした。
 
全部を紹介するのは大変なので、注目される箇所をランダムにピックアップしてみます。
 
〇山歩きはフルマラソンより運動量が多い。丹沢の塔ノ岳登山の運動量は、80kmを走るのに相当する。