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コルフ島 (ギリシャ)

今日の「世界ふしぎ発見」はギリシャのコルフ島の紹介です。

コルフ島はギリシャの西北、イオニア海に有る小さな島です。 昔から海上交易の要衝であった為、その時代に力の有った多くの国の支配を受けて来ました。

中でもベネチアの影響が強く、2か所の要塞とその間の旧市街は世界遺産になっています。

周囲の海も街並みも美しく、文化的な島はギリシャ人が最も行きたい島に挙げられています。

この島に有るコルフ・アジア美術館で2008年写楽の肉筆画が発見され大変な話題となりました。 写楽の肉筆画は日本にも無く、大変貴重なものです。
さらに、この美術館は浮世絵など1万点以上を所有する、ヨーロッパ最大級の日本美術館です。

なぜこのような辺境の島に日本美術品が多数あるのか。
それはこの美術品が全て個人のコレクションだった事に帰します。 

19世紀末ヨーロッパにジャポニズムと言う日本美術ブームが起こり、特に浮世絵に人気が有りました。 ギリシャの外交官グレゴリオス・マノスも日本美術に傾倒し、私財をはたいて膨大な作品を収集しました。 
その彼が晩年自分のコレクションを安全に残す方法として、ギリシャ政府に寄贈し、条件としてコルフ島に美術館を作ってそこに保管し、初代館長に自分がなりました。

コルフ島出身でもない彼が美術品の保管場所にこの島を選んだのは、「美しい物を美しい場所に置きたい」と言う、彼の希望から来たもので、コルフ島が風光明美で、かつ、知識人や芸術家が多くいる文化的な島だった事によります。

日本の美術品は幕末から明治期に多くが海外に流出しましたが、この様に大事に保管されていい状態で残ったと言ういい点も有ったのです。

日本ではコルフ島はギリシャのエーゲ海の島々ほど有名では有りませんが、アドリア海クルーズでは必ず寄港する島です。


写真   2つの城塞と旧市街
      コルフ・アジア美術館
      写楽の肉筆画

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