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コースとセヴェンヌの牧畜が生んだ景観 (フランス)

昨日の「The世界遺産」はフランス南部の高地にある羊の牧畜を営む地域の紹介です。

フランス南部の地中海に近い場所にあるコースとセヴェンヌ地方は石灰岩の山地が続く荒れ地で耕作に不向きな為昔から牧羊が行われてきました。

コースにある石灰岩の断崖の下にロックフォール・シュル・スルゾンと言う小さな村が有ります。 ここが世界的に有名なロックフォール・チーズの生産地です。

ここには石灰岩の断崖が続き、そこに多くの洞窟が有ります。 その洞窟で熟成されたチーズは青カビが混じった独特の風味の有るチーズで、唯一ここでしか作られません。 洞窟の低温で湿気の多い環境で青カビが育ちます。

付近の草原では80万頭の羊が育てられ、チーズ用のミルクが得られます。 この地方には石灰岩のカルスト台地とタルン渓谷の絶景が有り、川下りが楽しめます。

一方セヴェンヌ地方はさらに山がちで、羊は夏の間麓の村から山の牧草地へ大移動をします。 2万頭の羊が80Km距離を歩きます。 昔から山の木を切って牧草地にし、移動の道を切り開いてきました。

長い年月をかけた人間と羊の関わりと、牧畜の為に出来上がった景観が2011年文化遺産として登録されました。


写真   コース地方の石灰岩の断崖とロックフォールの村 
      洞窟に有るチーズの貯蔵所
      セヴェンヌ地方の山を目指して移動する羊の群れ

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