ヤマハ発二輪 栄光の15台展示◆ミュージアム 12年ぶり一新

ヤマハ発動機は磐田市新貝の本社に併設する企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」二階の歴史展示コーナーを十二年ぶりにリニューアルし、一日オープンした。企業歴史、レース展示、歴史製品展示の三つのゾーンで構成され、レースで活躍した歴代名車をサーキットに見立てて並べるなど、一般の人にも親しんでもらえるよう工夫した。

 入り口の企業歴史ゾーンには、前身の日本楽器製造が戦時中に作った戦闘機用プロペラのモニュメントを展示。プロペラ製造技術を生かして二輪車に挑戦した経緯から、創立の原点を表現している。二輪車第一号で「赤トンボ」の愛称で親しまれた「YA−1」も紹介