東北にサンカはいたのか?

柳田國男の山の人生という本読んでますが、彼が生前聞いた話として、西美濃地方や東北では尾花沢や相馬で聞いた話が紹介されている。

時代は明治初めから大正あたりのころ。

戸籍や住所を持たず、いつの間にか山に住み着いたと思ったら、いつの間にかどっかに行ってしまい、地元の人とはあまり交流を持たないでしまう。

竹で編んだかごなどを時どき売りに来たりすることはあるけど、出身とかは聞いてもほとんど遠くの地名を言って分からずじまいだったという。

この人たちは基本的に、町場の人たちとの交流を拒絶していたように思われる。

大正や昭和になってからは、子供がいれば学校と