神楽の歴史② 岩手の神楽-里神楽ー山伏神楽

 宮城北部の栗原郡に育ったわたしは、初めて神楽を見たのは小学低学年の時。非常に普段見聞きする芸能とは異質であり、金属の皿のようなものをすり合わせる甲高い音がいつまでも鳴り響く、残響が脳に残ってる。いったい神楽は何を表現しようとしてるのか。高清水町の西部の部落名のついた、川崎神楽という名前だった。

岩手の神楽ー山伏神楽

http://www.tohoku21.net/kagura/history/iwate_yamabushi.html
岩手県内で最も数が多いのが山伏神楽です。特に早池峰山を霊場とする山伏が伝承した早池峰系神楽は、花巻市を中心に40団体