津軽神楽

 津軽地方の神社において、祭礼等に神楽殿や拝殿で行われる。 神入り舞、宝剣、磯浪、千歳、榊葉、弓立、天王、朝倉、湯均舞、お獅子、四家舞 の11演目が現在残っており、そのほかに湯華、献備、国堅舞、木綿幣鋳舞、神子舞、 若子舞、榊舞、木綿東女舞、御幣座舞などの舞があった。
「狂楽舞」として平維茂、牛若丸、弁慶、鬼女、恵比寿舞、猖々祖号舞、熊坂長範、狐があった(これらは下北地方に伝承されている能舞・神楽と同種の演目である)。
 藤崎町の堰八豊後安高が正徳2年(1712)江戸に上り、鏑木大蔵から伝授されたのち正徳4年(1714)帰藩し、東照宮の山辺丹後と相談し神