福島(伊達・安達地方)の養蚕

 小学校入る前であるが、祖母が近所の人と養蚕の段取りやってるのを見たことがある。あまり大きくはなかったと思う。小学校入ってからは近所の畑で、先輩のいたずら遊び仲間と桑子を貪り食った記憶がある。

 大学生一年の時、寮に来たバイトで伊達蚕糸でお蚕の仕事があった。友達二人でと夕方から朝までの仕事。二階から煮た繭の入った袋を下の自動機械に、開け続けるという内容。途中真夜中何度も眠くなり、大変だった。

 安達地方でも農家の家で、養蚕の設備何度か見かけた。川俣では、絹のネクタイ何本かかったが、生地はみな分厚いのが特徴だった。

 子どものころは、絹製品の材料だと