伊達騒動についての俗説の一つ

  私の母は、古川市清水沢の出身であるが、ここの部落に松前鉄之助の生家がありその部落自体よく城内という言い方をした。主たる道路から右横に幅の狭い道路の突き当りの一軒家、とてもつましい平屋のうちであった。

 何度も小父さんの家には、夏休みなどにおこずかいもらいに遊びに行ったのでその家への人の出入りは2~3度目撃している。普段はそこに誰も住んでないという印象だった。そのおじさんも数年前93歳で亡くなっている。

 その西隣の小さい神社ではよくお祭りが開かれたしとても懐かしく楽しい思い出で一杯のエリアなのであった。その松前家は言ってみれば殿様のうちだったので