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よくあるご質問

★わたしの好きな画家&絵画――ルノワール、〈踊りの画〉、三作

ルノワールを好きな方は多いと思う。わたしもそうである。さて、今回は、ルノワールの有名な〈踊りの画、三作〉とモデルについてのお話しである。

〈踊りの画・三作〉とは、〈町の踊り〉、〈田舎の踊り〉、〈ブージバルの踊り〉のことである。わたしは、三作ともに、大好きである。軽やかに、楽しそうに、また優雅に踊る男女の身体の動き、表情が見事に描かれていて、何度観ても飽きない。

とくに、〈町の踊り〉の女性の手つき、横顔、うなじから背中への美しい肌が魅力的であり、〈田舎の踊り〉の女性に較べるとじつに優雅である。

さて……
〈町の踊り〉と〈ブージバルの踊り〉の画のモデルが誰か、ご存じだろうか。じつは、このモデルは、ユトリロの母、〈シュザンヌ・ヴァラドン〉である。

ヴァラドンは奔放な性格で、男たちの間を渡り歩き、このルノワールの他、ロートレック、ドガ、詩人のボワシー、ジャーナリストのミゲール、画家志望の青年アンドレ・ユッテル等々。(ヴァラドンは後に高名な画家になった)
ユトリロが、こうした男たちの誰の子なのか、わからないそうである。しかし、ルノワールの子という説が有力らしい。

ところで、〈町の踊り〉、〈ブージバルの踊り〉のモデルは、ともにヴァラドンであるが、じつは〈田舎の踊り〉のモデルは、当時ルノワールの恋人(後に結婚)だった〈アリーヌ〉と言われているが、本当はヴァラドンだったとのこと。

描いている最中にアリーヌが焼き餅を焼いたために、あわててアリーヌの顔に描き直したのだという。巨匠と言われる画家、ルノワールも女性の嫉妬には悩まされたようだ。

さて、今度、10月22日から東京富士美術館で開催される「印象派展」の一番の目玉として、ルノワールの、「ブージバルの踊り」がボストン美術館からやってくる。わたしは「ブージバルの踊り」だけは観ていなかったので、この展覧会が大変楽しみである。

【写真】
 一枚目 〈町の踊り〉
 二枚目 〈田舎の踊り〉
 三枚目 〈ブージバルの踊り〉

コメント

やまさんさん

2013年09月30日 23:23

りょうさん 一度画家の 関係図を つくってみては如何?

りょうさん

2013年09月28日 06:43

やまさんさん、コメントありがとう。
おっしゃるとうりです。
19〜20世紀にかけてのパリにおける画家たちの交流
画家とモデルとの交流・交情などを知ると、作品がより
味わい深くなりますね。

りょうさん

2013年09月28日 06:40

愛燦さん、コメントありがとう。
そうですよね、体型が違いますね。
ヴァラドンだったら、もっとスマートな筈ですね。

やまさんさん

2013年09月28日 06:37

モデルのいきさつを思い起こしながら絵をみるって 楽しいですね。

愛燦さん

2013年09月26日 12:47

>あわててアリーヌの顔に描き直した

首から下も描き直したんじゃないでしょうか?
アリーヌってヴァラドンに比べると随分おデブちゃんですよね。

りょうさん

2013年09月26日 07:05

柚香さん、はじめまして
コメントありがとう。
どの画もダンスをするときの男女の表情や身体の動きがとても巧みに
描かれてますね。東京富士美術館の展覧会が楽しみです。
これからもよろしくお願いします。

紗璃(しゃり)さん

2013年09月25日 23:21

はじめまして。
以前ブージバルを観ましたが、向かって左の女性のポーズが印象的でした。
熱心に、無邪気に身を乗り出して男性たちの話を聴く姿態。

踊っている女性のやや計算された表情や色香と対をなしているようで
これは興味深かったです。

楽しんできてくださいね。
ルノワールが大好きですが、
「シャルパンティエ夫人と子どもたち」の絵が特に好きです。