残念にも、身近な人を亡くされた方、お集まり下さい！

此処は、「親しい人との死別の悲しみを乗り越える場所」です。

2011年は、東日本大震災と言う、未曽有の災害に遭いました。これ以上の悲劇は無いと思いました。肉親を亡くした多くの方、その悲しみは表現し難い物と思いました。

一家全員が犠牲になられた世帯も多く、この方々が残された血縁者の悲しみは、喩えようもなく深いと思います。ご一家の中では、存命者もなく、悲しむことさえできない惨劇です。

そんなまさかの出来事が、我が身にも降りかかりました。5年来の肺癌との闘病で、耐え難い痛みを克服してきたかに見え、光が見えて居ましたのに、2011年12月9日早朝、次女スターニアが呼吸困難に陥り、突然の別れとなりました。

次女スターニア（ニックネーム）、享年44歳。
今、嫁ぎ先のスイスの地で、我が家と結婚式場となった教会を望むことが出来る、高台の教会の墓に眠っています。


実感未だ抱き得ず、娘（次女）が居なくなったことが、現実味を持ちません。

娘への思いが薄らいだりしないうちに（如何にしても薄れようは有りませんが）、コミュニティーを立ち上げる気持ちになりました。スターニアが娘で居てくれたことを忘れないためにも、今しかないと思いました。

亡くなる前に、「ママの娘に生まれなければ良かった！」とか細い声でポツリと漏らしたスターニア、マッサージ中だった母シルビアは、それを聞き洩らしていたようで、cosmoの耳にだけ届いて居ました。

とても気遣いの深い娘でしたから、それが厭で言ったのではなく、母親を悲しませる結果になったことを指しての発言と、私には受け取れました。

あんなことを言わせた「癌」が憎い！でも、憎しみは恩讐の彼方へ押し遣らなければ、スターニアのスピリットは浮かばれないと心得、もう言わないことに・・・。

次女との別れの後の慰労会を終えて帰る星空の、殊のほか大きく煌く星を見て、孫息子（当時14歳）が、あの星はママなんだ！と言いました。

孫の発言に、力強さを覚えました。その記憶から、コミュニティシンボルを「星を中心に置くこと」としましたが、後に画像を変更しました。

２０１４年１２月９日三周年となりました。２０１５年は次女の干支の未どしです。現在孫息子はアイスホッケー留学でストックホルムに居り、孫娘（当時１３歳）は生まれた土地の中学生です。



時間が経とうがどうしようが、悲しみは消えさるものではないでしょう。それだけに、同じ境遇に置かれた者同士が、一緒に集うことに意義を見出して頂ければと思います。

娘を亡くした人限定の場所としてスタートしましたが、今に至るまで在籍者なしです。

門戸を広くしましたので、遠慮なく気軽に参加してください。

お互いに、何らかの支えにもなれるはずです。

籍を置くことに、どうぞ意義を見出して、お出でくださいますように。

２０１４年１２月３０日。

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７回忌も無事終えて、２０１９年現在では、昨日改元となり令和として元年新天皇の徳仁陛下の御代となりました。スターニアが行って８年弱、スピリットとなっていつも共に過ごしています。

「千の風になって」
https://www.youtube.com/watch?v=MZ2Gg4ySnJU