先日発表された『日本カメラ』の休刊で、3大カメラ雑誌のすべてが姿を消すことになりました。
3大カメラ雑誌を簡単に比較しますと、
※『アサヒカメラ』創刊1926年4月号、特徴としてポートレートだけでなく風景、植物など幅広くアカデミックでした。
活躍した主な写真家として、植田正治、木村伊兵衛、土門拳、中村立行等々。
2020年7月号にて休刊。
※『日本カメラ』創刊1950年3月号、特徴としてオーソドックスなつくり。フォトコンテストが盛んでアマチュアに人気がありました。
活躍した写真家として、秋山庄太郎、大竹省二、中村正也、早田雄二等々。
2021年5月号にて休刊。
※『カメラ毎日』創刊1954年6月号、特徴として若手写真家を起用して新しい写真やデザインを取り上げる前衛的なつくりでした。
活躍した写真家として、沢渡朔、篠山紀信、立木義浩、森山大道等々。
1985年4月号にて休刊。
以上甚だ簡単な3大写真雑誌のご紹介でした。
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コメント
てれるさん
2021年05月11日 22:24
写真の雑誌は、休刊前の買いました
学研のCAPAは大丈夫かな?
Leicanonさん
2021年05月11日 21:47
高校生の頃、一番よく見たのはアサヒカメラでした。
木村伊兵衛特集やシリーズが一番楽しみでした。
購入後は、端から端まで見ておりました。写真を見て、このパープルの色の出方は、Minoltaか・・・。この茶はNikon。あでやかな色合いは、ハッセルブラッドにZeissのレンズか・・・から始まり、絞りやシャッタースピードまで、推測していました。
この写真は、フィルムはKodakだなぁ。コニカかもしれない・・・。等などです。
当時から欲しかったカメラは、カメラ屋の広告で研究し、購入できる妄想を膨らませておりました。
月刊誌・・・残念ですが、時代の流れでしょうか。私自身、amazonの電子書籍の200万冊読み放題、Kindle Unlimitedにお試し期間はいりましたが、カメラ雑誌も結構見ることができます。
これでは、書籍を買わない人が多くなるのは当然です。
マロンコクトーさん
2021年05月11日 20:48
ネット時代全盛の今では印刷物は消える運命にありますね
デジカメの発達でカメラで創作し考えるという時代が亡くなりました
どうしても知りたいことは今の時代スマホなんかでネットで見られるのが現実
バカの一つ覚えで何でもかんでもデジカメ しかも何も考えることなく猫でも撮影できるカメラ任せの全自動 昔人間から見れば夢の世界ですよ印刷物は消える運命か
湘南西風さん
2021年05月11日 19:21
こんばんは
最近はデジタルカメラに特化した週刊誌的なカメラ雑誌が増えていますね。
たぶんそれすらもそのうち休刊や、廃刊の憂き目に遭う時が来るのでしょうか?
私の少年時代のカメラ雑誌の捉え方ですが、ヌード写真が見られる!?(笑)
何とも青春時代真っただ中の思い出です。
きっとハードとしてのカメラの情報もあったはずですが、興味が違うところに行ってしまっていますから、今となってはほぼ記憶にありません。
カメラ雑誌を、エロ雑誌扱いをしていた当時の自分を恥じます(笑)
カメラの売り上げが低迷している現状を見れば、休刊も致し方ないのかな~?などと思いつつ、一抹の寂しさを思います。
いつの日か復活を願いつつ、ヌード写真のページをめくるドキドキ感をまた味わいたいと願う私でした。