プロのフォトグラマーなどでは、いわゆるブツ撮りやパースのない写真を撮るために、それ専用のレンズを使用します。
NikonとCanonが扱っているレンズを見ると、何と35万円以上もする高額です。
例えば、テーブルの上の料理を手前から向こう側までボケなしで全てのものにピントを合わせるためには、レンズを上下方向に角度を付けると撮影が可能になります。
つまりティルトレンズを使います。
建物や、部屋の中で強いパース(遠近)が出ることを補正するためにはレンズを上下にずらすことで遠近感が無くなります。
これはシフトレンズを使います。
と、書籍には書いてあります(笑)
実際には私は使ったことがありませんので、使い方や理屈すらわかりませんが。
たったそれだけの為に35万円以上もするレンズを素人が買う必要性は全く無いわけですが、それでも「そんな写真も撮ってみたい」・・・という人には専用のレンズアダプタが売られています。
昔の蛇腹付きの大判カメラなら、蛇腹のお陰でティルトもシフトも実現できたのですが、最近のカメラは蛇腹がありませんので、レンズかアダプタに頼ることになるわけです。
ティルトアダプタ、シフトアダプタ、ティルト・シフト両対応アダプタを販売しているのはKIPON。
対応しているレンズは、Nikon、Canon、Olympus、M42、ライカRなど。
カメラ側はCanon、Nikon、M4/3、フジフィルム用など。
Sony Eマウント用などは現在扱いがないようです。
価格はティルト・シフト両対応で3.5万円ほど。
ティルト、シフト単体ではその半額程度の値段になります。
両対応でも10分の1ほどの値段で撮影が可能になるのですが、さて、いったい必要なのでしょうか?
以下はKIPONのHPから引用しました。
http://www.stkb.jp/shopdetail/000000000365/mt-ts/page1/recommend/
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コメント
湘南西風さん
2021年05月13日 12:44
Leicanonさん、
こんにちは
私はシフトより、ティルトに興味があります。
ただやはりあまり必要だとは思えませんので、そのうち忘れてしまうかもです。
Leicanonさん
2021年05月12日 18:10
こんばんは。
実際に必要な人は、少ないと思います。
・・・ただし、好奇心の強い人には、試したいものです。
私・・・衝動買い・・・安いので、2つ買ったことがあります。
操作は慣れないと、下手をすると壊しそうでした。
https://fujileica.exblog.jp/28542854/