pootaです
白よりも ピンクの枝垂れ桜佳し 一品の パフェ三人の 少女たち 少しづつ舐め 終わればスマホ
白よりも ピンクの枝垂れ桜佳し 一品の パフェ三人の 少女たち 少しづつ舐め 終わればスマホ
釈迦偲び 教え守るや 花まつり 喫煙所 定員四名 満員で 順番待って 並ぶ入口
通り道 団地の桜 満開に 極く稀に 高の笑いを したとても 福が来るとは 限らないぜよ
菜の花や 花のない菜を てんぷらに 封をして ポストに入れる 寸前に 何を書いたか 開けて確かむ
転落注意せよ 土手の花見酒 買い物の リュックの荷物 重たくて 休み休みの 帰る道のり
春の陽や 歩けば暑し 帽子脱ぐ 俳句より 短歌の方が 季語が無く 作り易いと 私は思う
雨降れば カタクリしょんぼり うなだれて よく笑う 人は悲しみ 泣きもする 感情起伏 豊かなる人
ハナニラの 白と紫 咲き揃う ドーナツの 油のにおい 嫌なうえ カロリー高く 食べる気起きず
嘘のたね 考えあぐねる 万愚節 飲む水に 氷を入れる 人たちは 余分に食べた 熱冷ますため?
レンギョウの 眩いばかりの 黄色かな 階段を 見上げひとまず 息入れて やっこらさっと 登り始める
気にかかる 温暖化なり 春暑し 建築中 覆いが取れて 全貌が パっと現れ 素敵な住宅
何狙う 眼前小虻 ホバリング サプリとて 舐めたらあかん 命取り なるやも知れん コレステヘルプ
春愁や まんじりともせず 朝が来る 能登はまだ 地震の余波の 醒めやらず 岬の荒波 脳裏に迫る
ハナニラや 雨のめぐみか 一斉に 暖かい コメント貰い 愚作にも 拍手があれば やっぱり嬉しい
朝まだき 手には冷たい 春の雨 食べられて 文句言わない ミジンコは ただひたすらに 仲間を増やす
春雨じゃ 濡れてもよいか 粉糠雨 本人の 大事なお宝 死ねばゴミ 棺桶に入れ 燃やしあの世へ
順調に 歩幅を保つ 春うらら 置いてある くるま自転車 看板に うっかりすると ぶつかりそうに
元気なく 老紅梅は 散り了んぬ 軟骨を ガリガリ噛んで その後で 歯茎痛むか 心配し居り
お彼岸や 何はともあれ アンコ餅 女の子 みんな髪の毛 長くする 親の意向か 飾りの一種か
洟水が 乾き始まる 鼻ほじり キラキラの 金属板の イヤリング 顔への視線 逸らすためなの
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