満蒙開拓団の子孫が肉親を捜しています

ハルビン在住の女性が、日本にいるはずの肉親を捜しています。女性の母親は戦後、中国に託された残留孤児。
女性の名は「張偉麗」さん50歳。
母親の「李桂敏」さん(中国名)は、張さんを生んですぐ
1969年27歳で亡くなった。張さんは14歳の時、親族から
母親が日本人だったと初めて教えられた。
それから長年、母親と自分のルーツを調べてきた。
親族らの話によると、母親の家族は三重県から来た
「裕徳開拓団」の団員だった。
主に現在の多気郡、渡会郡、北牟婁郡出身者で構成され
ハルビン近郊に入植した。
張さんは昨年五月、肉親を捜しに三重県を訪れたが、言葉の壁もあり、殆