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よくあるご質問

?On A Slow Boat To China「オン・スロウ・ボート・トゥ・チャイナ」?

◆ まるで加山雄三(?)の
       ようなラヴ・ソング

 作詞・作曲ともフランク・レッサーによる1948年の作品。
映画・ミュージカルとは無関係で、48年から49年にかけてケイ・カイザー楽団のレ
コードがヒット。49年のMGM 映画『ネプチューンズ・ドーター』でも使われた。

 楽曲の構成はABAB’ 32小節。インタールード(間奏)が4小節あるが、ほとんど
歌われない。
 歌詞は?君を中国行きのゆっくりとした船に乗せてあげたい。ぼくは君をぼくの
腕のなかに入れて離さない。・・・?といった内容。これではまるで加山雄三の「君
といつまでも」ではないか!と誰もが思うはずだ。
 タイトルの『中国行きの船に乗って』とうのは額面通りの意味ではない。スローが
入っているのがくせもので、これは?じっくりとあなたを口説きたい?というのが正
解。オックスフォードのイディオム辞典やキャッチフレーズ辞典に載ってるからジャ
ズ・ファンは見ておいた方がいい。

 インストはソニー・ロリンズなどの好演があるがこの曲はやはりヴォーカル。
ケイ・スター『ムービン』がいいノリでスイング。『ジャッキー・パリス・サウンド』が続く。
 ビングとロージーのかけ合いも楽しい。

 なお村上春樹の有名な小説に「中国行きのスロウボート」というのがあるが、ジャ
ズ通で知られる村上氏だけに、この曲からの引用と思われる。

コメント

Anakreonさん

2013年09月28日 05:05

★ 私が「スローボート」を最初に聴いたのが、何の因果かパーカーのサヴォイ盤でし
たので、その呪縛から逃れられないようです(苦笑)。

 チャーリー・パーカー『コンプリート・ロイヤル・ルースト・ライヴ・レコーディング・オン
                 ・サヴォイ・イヤーズ』 録:49年
 チャーリー・パーカー(as)、ケニー・ドーハム(tp)、アル・ヘイグ(p)、トミー・ポッター(b)
マックス・ローチ(ds)

 放送用に録音されたライヴ音源。49年の1月の録音ですので、この曲はいわば?最新
ヒット・カヴァー?だったわけですが、パーカー作曲と誤記されたアルバムもあるぐらいに
まったくのパーカー・ビ・バップになっています。

 ライヴの雰囲気も最高。3ヴァージョン収録聴けるのが嬉しいです。

ガルシアさん

2013年09月28日 01:59

On A Slow Boat To China?オン・スロウ・ボート・トゥ・チャイナ?

僕は学生時代よく聴いた、ロリンズのwith M.J.Q.です。その次にこれもAnakreonさんが挙げておられてますが、ジャッキー・パリス、が好きですね。

ギターではバニー・ケッセル、サックスではフィル・ウッズ、スタン・ゲッツ、も良いですね。

僕の2チョイスはデイブ・ペルとテッド・ブラウンのサックスの地味な2枚です。
どちらも最近再発になって、お求め安くなっていますね。

トラッド・スイングの匂いを残しながらの、西海岸のロマンチックなお洒落なムードが大好きです。
デイヴ・ペル・オクテットは優しくスイングしながら夢心地です。
〇Dave Pell / Jazz and Romantic Places    1955
Don Fagerquist (tp)
Ray Sims (tb)
Dave Pell (ts)
Bob Gordon (bs)
Tony Rizzi (g)
Donn Trenner (p)
Buddy Clark (b)
Bill Richmond (ds)

絶頂期のペッパー参加ととテッド・ブラウンの代表作として、一時幻の名盤と話題を集めた時期がありました。レスター系の落ち着いたスイングするテナーはウオーン・マーシュと中々のコントラストを聴かせ、ロニー・ボールが気持ちの良い楔を打っていくという、名盤に恥じないアルバムになっておると思うのです。
〇Ted Brown / Free Wheeling     1956
Art Pepper (as)
Ted Brown, Warne Marsh (ts)
Ronnie Ball (p)
Ben Tucker (b)
Jeff Morton (ds)