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よくあるご質問

☆8月歌会 自由詠のワンポイントコメント

『短歌をよもう♪【歌会】』8月投稿歌(自由詠)のワンポイントコメントです。
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1.あじさいに優しき雨の清しさよ孫の逞(たくま)の誕生の朝
(トピにコメント済につき略)

2.いつよりを人は余生と言うらむか薄紅色の吾が爪のあり
いい歌ですね。上の句と下の句の絶妙なバランスが効いていると思います。

3.一瞬に眼球掠める庭の葉の予期せぬ奇襲に身をのけ反らし
いいですね。思わぬところに歌の素材があるものだと感心しました。ただ結句の「身をのけ反らし」は好みません。他の表現の終止形で着地したいです。

4.艶っぽく胴をくねらせむつみ合う赤とんぼの尾燃えて眩ゆき
作者の意図は感じますが、動作か色かもう少し焦点を絞りたいですね。「燃えて眩ゆき」はやや言いすぎと感じます。

5.黄泉に咲く輪廻の花かスパティフィラム2輪立ち上ぐ8月半ば
数詞を入れて歌にしています。この場合、固有名詞が効いているかどうか微妙なところですね。上の句と下の句のリンクも微妙です。

6.夏祭りの宵を洪水のみこみて泥水にもがく祭りの幟
「夏祭り」「宵」「洪水」「泥水」「幟」と焦点が分散してしまっています。そのために読み手は読み切れないと感じることでしょう。

7.脚のばし蜂が光のなかを飛ぶ低き翅音の生きのいとなみ
上手い歌ですね。上の句と下の句がいい感じで繋がっています。ただ「結句」はこれでいいでしょうか。つまらなくしている可能性があると私は感じます。

8.生駒山の樹蔭に受ける夏の風大阪の空吹き抜けてくる
OKです。スケールの大きないい歌ですね。この歌の場合、あまりにもポピュラーな地名の「大阪」でいいのかどうかはわかりませんが。

9.娘がおりし合唱団の児童名簿昭和手書きの文字がおどる
雰囲気はわかりますが、「昭和手書き」が今ひとつわかりません。結句も「おどる」とまとめたのは、やや大雑把ではないかと感じています。

10.木の下に咲く露草のいかほどの花にて染めむかの縹色
こういう歌もあるのだと思います。これはこれでいいのではないでしょうか。

11.瞑想と妄想の違いを考える トンボが頭を転がしている
上の句と下の句の取り合わせが面白い歌です。「転がしている」の可否は読み手によって変わるかもしれません。

12.翅甲(よろ)う虫あるきつつ幾たびも翅広げんとしては叶わず
(トピにコメント済につき略)
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コメント

ペガサスさん

2013年08月16日 12:07

9.娘がおりし合唱団の児童名簿昭和手書きの文字がおどる

多分下の句は「ガリ版刷りのインクが匂う」などとすればよいのだと思います。

★娘がおりし合唱団の児童名簿ガリ版刷りのインクが匂う