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よくあるご質問

◆ コミュ「上半期の選歌」 ◆

『短歌をよもう♪』コミュ「上半期の選歌」として選ばれた作品を次のとおり紹介します。

今回は特選や佳作を選ぶことはいたしません。
上半期をふり返りながら自由にコメントしてください。
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・家にひとり自閉症の子残しをり点滴液の落つるの遅し (2月題詠26番 陽菜)

・今はもうよその人住むふるさとの家に亡き父亡き母がいる (2月題詠11番 グッドライト)

・まふたつに割られるからだ駅ビルの回転寿司の自動とびらに (3月題詠2番 ポルカ)

・一両の最終電車通り過ぎ無人駅舎の灯りの消える (3月題詠3番 りりちゃん)

・靴に入る草もそのまま踏み帰る浅春の香は散歩のみやげ (3月自由詠11番 蟻)

・重ねればぴたりと一致するほどの母娘(おやこ)が笑まう向かいの座席 (3月自由詠14番 ペガサス)

・妻病みて窓より見ゆる雪空を烏が一羽啼きて横切り (3月自由詠12番 匿名希望)

・電車つく度に八木節チャカポコと足利駅はひと時賑はふ (3月題詠18番 junko♪)

・洞窟に蝙蝠のむれ揺曳す地下鉄の駅混雑さなか (3月題詠19番 nagare)

・あてもなく橋行くわれとあてのある足どりで来た犬すれ違う (4月題詠1番 風郎)

・板二枚小さき渓(たに)の橋と成り水漬きつつあり野ばら堰き止め( 4月題詠18番 ゆうゆう)

・大空を鋭角に切りて飛べる鳥 白き十字の形をなせり (4月自由詠7番 chiz)

・花吹雪山門に入る雲水の肩にかかりて墨染飾る (4月自由詠10番 ザルゴジ)

・うぐいすにつられて座る深大寺桜色してくず湯とけゆく (4月自由詠16番 蟻)

・揺れ方も張りも異なる尻あまた新宿八時の階段上る (4月30日トピの5月5日投稿歌 梨の花)

・ひたすらにあやまるきみをみてるだけ『ごめん』のいみがよくわからない (4月30日トピ ブラックニコッバニー☆)

・老いの身も渡るしかない歩道橋そろり一段そろり一段 (4月題詠22番 ペガサス)

・ときめくと言うにあらねど一人の手紙待ちつつ五月に入る (5月自由詠3番 ゆうゆう)

・昨日けふの続きのやうに歳月を飛び越え愛はふたたびを待つ (5月題詠8番 雪しまき)

・春愁の五月の風にのりて飛ぶ大和の蝶はいちずに白き (5月題詠7番 チキチキ)

・雨の午後クラゲがつぎつぎ飛びだしてコンビニの傘ぜんぶうりきれ (5月題詠18番 ポルカ)

・園庭におかっぱ揺れる縄跳びの連続十回さあもう少し (5月題詠16番 りりちゃん)

・告知の日何の覚悟もなき我に十薬の白夏を匂はす (5月自由詠12番 ありご)

・風止みし甘樫の丘の霧の中他界のごとき静もりに佇つ (5月1日トピ ゆうゆう)

・母の日の我に褒美と求め来しお掃除ロボット「ルンバ」が踊る (5月自由詠15番 tomopi.)

・うす闇の夢の世界に落ちながらまだ現実をまさぐる右手 (6月自由詠2番 nagare)

・この胸に飛び込んでくる円やかな幼の体の温もりを抱く (6月自由詠3番 りりちゃん)

・チリ紙の角をしっかり折り揃え職人のまま父はボケゆく (6月題詠22番 桜庭歌夢)

・みちのくも紙の色して梅雨に入る声ひくくして漁師集ひぬ (6月題詠20番 ありご)

・紫陽花は優柔不断な色をして役に立たないリトマス試験紙 (6月題詠13番 グッドライト)

・黙々と簀桁をゆする白髪の人ただひとり桐生和紙漉く (6月題詠4番 (junko♪)

・一匹の蠅にも挫折はありぬべし飛び来て窓を滑り落ちたり (7月自由詠3番 グッドライト)

・さびしさは花の名前を言ふように呼ばれておりし夢の去りぎわ (7月自由詠9番 グレイ)

・シャッターを重い瞼のように閉じ終日眠るわが町銀座 (7月題詠11番 くろ)

・吾が父は眠るが如く逝くと聞く苦き顔でも生きてくれたし (7月題詠25番 がんせ)

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選歌していただいたのは次の方々です。

みらさん
ありごさん
ペガサスさん
りりちゃんさん
クリスタルハートさん
くろさん
グレイさん
風郎さん
えいこママさん
雪しまきさん

コメント

ペガサスさん

2013年09月12日 19:00

揺れ方も張りも異なる尻あまた新宿八時の階段上る

私も選ばせて頂いたのですが、一読して光景が解り、ユーモラスでとてもいいお歌です。

どこに投稿されても入選しそうです。

ぽーちゅらかさん

2013年09月12日 17:37

老いの身も渡るしかない歩道橋そろり一段そろり一段

初心者で判りませんが そろり一段が2回あってリズムを感じます。
歩道橋は鉄で出来ていたりして滑り易いので怖いです。
雪でも降っていたら地獄です・・。
老いが迫っている身の上 他人事だと言ってられませんので共感しました。

梨の花さん

2013年09月08日 18:57

・揺れ方も張りも異なる尻あまた新宿八時の階段上る

グッドライトさん、「どこか惹かれる歌」にあげて下さってありがとうございます。

毎日の通勤途上、いろいろなお尻があるなあと思っていました。
私は女性ですが、とくに女性のお尻は、いろいろです。

たぶん歩き方、服や靴の種類、骨格等々によるのだと思いますが、
どうしてこんな動きをするのか、わざとこういう風に揺らして歩いている…?
と思うこともあり、ババのひそかな楽しみになっていました。

この歌はそんな風にたくさんのお尻が、それぞれの動き方揺れ方で階段を上っている
光景です。「新宿駅の8時頃」と結びつけてみました。

一読すればその光景がイメージできるようにしたかったのですが、どうでしょうか…。

最近はいろいろと多忙になったのと意欲低下で、サボっています。
まったく歌を作らないわけではありませんので、いずれまた…よろしく。

グッドライトさん

2013年09月07日 20:54

歌会投稿歌ではありませんでしたが、次の歌はどこか惹かれますね。

・揺れ方も張りも異なる尻あまた新宿八時の階段上る (4月30日トピの5月5日投稿歌 梨の花)
・ひたすらにあやまるきみをみてるだけ『ごめん』のいみがよくわからない (4月30日トピ ブラックニコッバニー☆)

グッドライトさん

2013年09月07日 08:48

ちなみに次の歌は複数の方から選歌された歌です。
今からふり返って、歌を読んでいるといろいろ思い出しますね。
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・あてもなく橋行くわれとあてのある足どりで来た犬すれ違う(4月題詠1番 風郎) 2人
・チリ紙の角をしっかり折り揃え職人のまま父はボケゆく(6月題詠22番 桜庭歌夢) 4人
・家にひとり自閉症の子残しをり点滴液の落つるの遅し(2月題詠26番 陽菜) 4人
・靴に入る草もそのまま踏み帰る浅春の香は散歩のみやげ (3月自由詠11番 蟻) 2人
・告知の日何の覚悟もなき我に十薬の白夏を匂はす(5月自由詠12番 ありご) 2人
・紫陽花は優柔不断な色をして役に立たないリトマス試験紙(6月題詠13番 グッドライト) 2人
・老いの身も渡るしかない歩道橋そろり一段そろり(4月題詠22番 ペガサス) 3人