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よくあるご質問

9月【歌会】投稿歌のワンポイントコメント(その1)

『短歌をよもう♪【歌会】』9月投稿歌のワンポイントコメントです。
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★題詠の部★
1.くれないに燃え尽き落ちる夏の陽に荘厳ミサの曲聞こえて
色と音を情景に添えた歌。「くれない」「燃え」「夏の陽」にやや重複感。『荘厳ミサ曲』とすべきか。
この結句の終わり方は私は好まない。

2.さそふがに緋は零れ落ちたなごころいささ浮かせて入る身八つ口
ここでの「緋」とは、「たなごころ」とは何だろう。私にとって難解な歌。(あとで作者の解説があった)

3.ショッキングピンクとがらせ鶏頭花はみ出すものは無数の光
助詞を補って歌意を整えたい。三句・五句が体言止めで強く、景の関係がわかりにくい。

4.そそくさと追い抜いて行く紋黄蝶一足先に左へ折れる
歌に安定感がある。奇妙なユーモアもあっていい歌。

5.ビルを焼き地を焼き路地の空気まで焼いて太陽赤く落ち行く
「焼き」が三回繰り返されている。リズミカルに夏の灼熱の太陽と景を上手く詠っている。

6.ゆく夏の送り火とせん赤とんぼ 指の先より空へ放ちやる
赤とんぼを送り火に託して詠んでいる。空間の広がりも感じられる。上手い歌。

7.一条のけむりと化せし君を送る葬場に降る鈍色(にびいろ)の雨
さり気なく重苦しい情景を詠っている。「化せし」でも間違いではないが、別の表現を用いたい。

8.宇治川に篝火盛り闇に浮く女の鵜匠の顔ばせ白し
光と影を上手く取り込んでいる。悪くはないが「闇に浮く」は微妙に説明的。

9.黄と青のふたりだったら木も森も創れると思う絵の具溶くとき
絵の具の擬人化が面白い。もう一つ何かが欲しいと感じる。

10.黄昏の光の中を猫歩む見られているのも気付かぬままに
こんな詠い方もあるだろう。下の句、特に四句はなくても良いかもしれない。

11.我が校の校旗の色は紅色で早稲田闘争の血の色と聞く
具体的な歌だが、単純な事柄歌になりやすいので注意が必要。

12.灰皿につもる吸殻ながめては 明日の肺色を心配する
「灰」と「肺」を掛けている面白い歌。結句はそのままで言い過ぎかも。

13.久々の晴れ間がのぞく空の下はらりと落つる白百合のあり
良い歌。そつのない仕上がりになっている。結句をもう少し強くしたい。

14.群青の海より生じし我らには心安らぐ海(あお)はふるさと
心情が込められている歌。「心安らぐ」とは結論をいいすぎではないか。

15.再びは目見えぬ(まみえぬ)人か寄り添いて蛇の目の赤に染みしほほ笑み
言っていることはわかる。しかし、特に下の句は内容的には難解。

16.赦された思いひろがるやはらかに 嵐ふきやむ竹林はあを
焦点としているものが何か今ひとつ見えてこない。

17.秋の夕、茜、薄紅、菖蒲色、ビルの谷間にパノラマを見る
景と色を織り交ぜているが素材が多すぎか。「パノラマ」との言い切りも大雑把に感じる。

18.純白の乙女が着ているカーディガン今は亡き子の姿が浮かぶ
よくわかる素直な歌。「純白」が逆にリアリティを感じない気がする。

19.青き地球(ほし)宇宙に浮かぶその中で蠢く人の色は何色
素材は面白いのだが主題がわかりにくい。問いかけでない終わり方も考えてみたい。

20.石段を駆ける少女の夏祭り浴衣の裾の白き足跳ねる
このままでも良い歌だが、結句は「白」や「足」で終わる体言止めもありうる。

コメント

ありごさん

2013年09月20日 04:17

グッドライトさん

さっそく御覧下さり ありがとうございます。

これを機会に、ぶつ切りから抜け出したいと思います。
どうすればなめらかになるか 少しつかめそうです。

グッドライトさん

2013年09月19日 23:26

ありごさん

前の歌より格段に良くなりましたね。
OK! (^_^)v

ありごさん

2013年09月19日 20:37

3.ショッキングピンクとがらせ鶏頭花はみ出すものは無数の光
助詞を補って歌意を整えたい。三句・五句が体言止めで強く、景の関係がわかりにくい。


ショッキングピンクとがらせ鶏頭は光りのやうに種をこぼしぬ

グッドライトさんありがとうございます。
うまくはできませんが、頂いたコメントを忘れないうちに詠んでみました。

ゆうすいさん

2013年09月17日 14:37

19 1Pコメント有難うございます。
主題が解かりにくいとのことですので、以下を添えます。
「広い宇宙の観点では、地球はそこに浮かぶひとつの青い星である。その中には、蟻のように小さい人間が生息し、人間模様を画きながら蠢いている。地球のきれいな青に対し、そこに住む人間は、色に例えるならばどんな色なのだろうか。」という趣旨です。