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よくあるご質問

9月【歌会】投稿歌のワンポイントコメント(その2)

『短歌をよもう♪【歌会】』9月投稿歌のワンポイントコメント(その2)です。
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★題詠の部★
21.船べりに立ちて投げたる白菊の漂う海は群青に凪ぐ
「海は」は「海の」としたい。「漂うままの」としても良いだろう。

22.太きへび吾を無視して悠々とあぜを横切る盛夏白日
妙に迫力がある歌。結句の「盛夏白日」も効いている。

23.庭石を沈めるように苔みどり花は影なりまだ色もたぬ
まとまっている歌。「花は影なり」だけが気になった。どこがどうというわけでなはいが・・

24.曇天の蝉の声なきふるさとは人の影なき鈍色の街
震災の歌だろう。結句に言い切りはここでは良しとしよう。

25.日焼けした肌にぽつぽつ黒点の躍るさまみてゆううつやまい
(コメ済みにつき省略)

26.白き指青いサファイア飾れども褒めし人無くスタバに独り
(コメ済みにつき省略)

27.木橋より投げし小石が思いよりおそく沈みむ白く光りて
「沈みむ」より「沈みぬ」の方が良いと思う。結句は終止形で終わるのが私の好み。

28.木曽ねずこ下駄がかつこん吊り上げる甚三紅(じんざもみ)なすをんなの踵
固有名詞を活かしている艶めかしい歌。全体にややブツ切れ感がある。

29.幼子のお河童ゆらゆら蓮華田のれんげゆらゆら風は桃色
一首の中でのオノマトペの繰り返しは留意したい。ここでは効いていないと感じる。

30.琥珀色の髪せる少女ブランコ漕ぎて白きサンダル天を蹴る
字余りになっても全体に助詞を補いたい。「髪せる」という表現はどうだろうか。

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☆自由詠の部☆
31.リビングの窓に嵌りし空のいろ酷暑はすり足に過ぎてゆくらし
「嵌りし」より「嵌たる」のほうが無難。ここでの「酷暑」は表現としてどうだろう。

32.夏休み孫が明日来る昂ぶりの大きさほどの西瓜買い来る
良い歌。「買い来る」のは誰だろう。

33.甘辛のたれの煮こぼれ香ばしく今治焼豚玉子めし盛る
これはこのままで良い歌。「今治焼豚玉子めし」が効いている。

34.指宿を「いぶすき」と読む不思議さを砂を思いて活字を見つむ
文字の発見を詠んでいるが「砂」はやや強引か。

35.真四角の家より出て来る男あり鰓張った顔下駄鳴らし行く
(コメ済みにつき省略)

36.線香の煙一筋滲み出て網戸の外を漂いて消ゆ
(コメ済みにつき省略)

37.白銀の酸化ウランが黒潮に食物連鎖の仕組みに溶ける
事柄歌にならないように注意したい。「黒潮に」と「仕組みに」の「に」が気になる。

38.悲しみの先にはきっと花が咲く 今の痛みを抱きしめていよう
率直な口語の歌。特に問題ないが、こうした歌は深みに欠けるきらいがある。

コメント

ありごさん

2013年09月20日 04:09

グッドライトさん

さっそく ありがとうございます。

こうした場合の表現を今後の課題にします。
説明ではなく他者に納得してもらえる詠み方を目指します。

グッドライトさん

2013年09月19日 23:30

ありごさん
わかりやすくなりましたね。「苔」が二つ続くのが若干気になります。

ありごさん

2013年09月19日 21:15

23.庭石を沈めるように苔みどり花は影なりまだ色もたぬ
まとまっている歌。「花は影なり」だけが気になった。どこがどうというわけでなはいが・・

庭石を沈めるように苔みどり色にも見えず影の花苔

グッドライトさん
ありがとうございます。
うまくは出来ませんが詠みなおしてみました。

雪しまきさん

2013年09月16日 09:24

21.船べりに立ちて投げたる白菊の漂う海は群青に凪ぐ
「海は」は「海の」としたい。「漂うままの」としても良いだろう。

「の」は韻律の納まりが悪いと感じます。

「海は」で明確なる海の意思も感じられます。