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よくあるご質問

懐かしいフランスの青春名作 『冒険者たち』

昨日「新・午前十時の映画祭」で観てきました。
この映画祭には初登場でもう35年前にリバイバルで観た作品で絶対観ようと楽しみにしていました。
 やはり名作でした。何よりも3人が実にいい。初々しくチャーミングなジョアンナ・シムカス、若かったアラン・ドロンはクールな二枚目のイメージはなく、ボサボサの髪、ひげもじゃで逞しさを見せてそれはかっこよく、リノ・バンチュラもギョロリとした大きな目、大きな鼻の独特の顔で2人を気遣う優しさ、3人の絶妙なバランス、息のあった演技でした。

 3人の冒険は私たちにある意味、いろんな示唆、勇気を与えてくれました。
監督のロベルト・エンリコに感謝、拍手...。

コメント

マボさん

2013年08月05日 21:38

そうでしたか。 シドニー・ポワチエといえば、ノーマン・ジュイソンの「夜の大捜査線」を思い出します。 黒人差別に耐える彼の演技は胸が痛いものでした。「招かれざる客」もそうでした。
 
 2人の娘のシドニー・ターミア・ポワチエもきれいですね。検察して見たら、一瞬、アンジェリーナ・ショリーかと見間違えました。

Anakreonさん

2013年08月03日 19:08

ジョアンナ・シムカスは、ロベール・アンリコ監督の恋人と噂されましたが、しかし
アメリカ映画『失われた男』(68年)で共演した黒人スター、シドニー・ポワチエと
長い同棲生活に入り、71年の『若い株式仲買人の結婚』を最後に女優を引退し
ました。

 未婚の母として二児をもうけたのちに、76年ポワチエと正式に結婚しました。
娘の女優シドニー・ターミア・ポワチエも、クエンティン・タランティーノの傑作
『デス・プルーフ in グラインドハウス』(07年)で艶やかな姿態を見せています。

マボさん

2013年08月02日 23:00

それは良かったですね。やはりいい映画はいつまでも色褪せないものです。
 
 いつだったが、来日されてTVのスマップ・ビストロに出演された時、若さの秘訣は?と言う質問に「女性さ!」の答えになるほどと思いました。

 ナタリー・ドロン(旧姓ナタリー・パルテミー)と結婚して1児を儲けましたが、離婚後、
ミレイユ・ダルクと長い間同棲していました。現在は分かりませんが。

 いつまでも若くいられることは素敵ですね。やはり情熱かな(笑)。

うっかりさん

2013年08月02日 15:36

スクリーンで観たいと思っていたのですが、その機会がなくて「新・午前十時の映画祭」でやっと「冒険者たち」を観ることが出来ました。
島に渡るとき、あのひげもじゃの人は誰?と一瞬眼を疑いました。
ワイルドな感じのアラン・ドロンも素敵です。
名作ですね。

マボさん

2013年07月31日 19:37

なるほど国による発音の違いですね。小生は耳が聴こえないのでそこまで気付きもしませんでした(笑)。
 そうでしたね。「ニュー・シネマ・パラダイス」の彼も見事な演技でした。
ラストのスクリーンに映し出されるキスシーンの洪水?は圧巻でした。
 真に映画を愛する監督はこのような作品を創るのでしょう。
フランソワ・トリュフォーの「アメリカの夜」も然りです。

Anakreonさん

2013年07月31日 18:34

ジョゼ(フランス語発音)とホセ(スペイン語発音)と発音が違ってますが、ジョバンニと
いう同一人物です。どうして違った発音を使用したのか、分かりませんが。

 フイリップ・ノワレは、お人好しのキャラクターを得意とし、主に喜劇映画に出演して
いましたが、80年代以降とぼけた味に飄々とした雰囲気を漂わせて、得難い俳優とし
て活躍しています。

 「追想」もよかったですが、88年の「ニュー・シネマ・パラダイス」で映写技師アルフレ
ードに扮した味のある演技は忘れられませんね。

マボさん

2013年07月30日 22:02

Anakreonさんへ

 いつも面白い意外なエピソードなど情報を有難うございます。
ジョゼ・ジョバンニは聞いたことがあるような名前でパンフレットを取り出して読み返してみると、脚本はジョゼ・ジョバ二、ロベルト・エンリコ、ピエール・ベルゲリ3人共同脚本で
原作はホセ・ジョバンニと書いてありましたが、似たような名前ですね。
 
 音楽担当のフランソワ・ド・ルーペが潜水事故で亡くなったことは、映画の中でジョアンナ・シムカスが潜水服を着せられて海深くに葬られていくシーンと重なり、不思議な因縁を感じます。

 ロベルト・エンリコ監督といえば、もう1本忘れられない映画があります。
ロミー・シュナイダーとフィリップ・ノワレの「追想」で激しく心を揺さぶられ、戦争の残酷さ、愚かさを描いた作品でした。

 ジョアンナ・シムカスが出たという「若草の萌える頃」、これはもう絶対観たいですね!

Anakreonさん

2013年07月29日 06:05

この映画の原作者で脚本にも参加しているジョゼ・ジョヴァンニは、戦時中レジスタンス
運動に参加、戦後は暗黒街に身を置き、刑務所を出たり入ったりする生活を送っていま
したが、弁護士の勧めで自伝的要素の濃い『穴』(1958年)で作家としてデビュー。

 映画との縁が深く、ジャック・ベッケル監督の『穴』の映画化では冒頭に登場して口上を
述べたり、俳優として出演した作品もあります。
 映画との関係で一番成功したのは何といっても、脚本にも参加した『冒険者たち』でしょ
う。ただし原作のノワール色はまったく消え青春=恋愛=友情=冒険映画の忘れ難い傑
作となりました。1967年日本公開当時、映画ファン雑誌では読者の人気投票のベストワ
ンになっています。
 
 フランソワ・ド・ルーベ(彼も若くして潜水事故で死亡)が作曲した口笛の旋律はとくに印
象に残っているのでは。

 ロベルト・アンリコの、『冒険者たち』に続く作品『若草の萌えるころ』では、前作から一転
してほとんど事件らしい事件の起こらない若い娘の心の揺れを描く内省的な作品へと変わ
り、私たちを驚かせました。
 ヒロインが前作と同じジョアンナ・シムカスであり、この女優へのアンリコ監督の深い思い
が、この美しい映画を作らせたのでは。