“SNS登山”の落とし穴
例えば、最近はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで手軽に情報を集めて山に向かうことが、一種のトレンドのようになっているというが、そこには“落とし穴”もある。
2008年ごろから富士登山ブームが続いたが、初心者レベルの人が「日本一の富士山(3776m)に登ったから、次は二番目に高い北岳(南アルプス、3193m)に」などと、山の険しさや難易度を考えずに、単純に標高順に目指す山を決めてしまったという無謀なケースがあった。
比較的条件の良い夏山登山をした人が「軽装でも平気」などと情報を拡散したためか、高山を
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