https://www.chunichi.co.jp/article/260274?rct=shiga
「いも観音」の愛称で知られる長浜市木之本町の安念寺の仏像十体が、同市高月町の高月観音の里歴史民俗資料館で特別公開されている。寺の外で十体全てを同時に展示するのは初めて。七月五日まで。(川添智史)
仏像はいずれも高さ数十〜百五十センチほどで、平安時代の作とされる。戦国時代に寺が兵火に遭った際、地元住民が近くの田に埋めて守ったとの伝承があり、その時に大きく損傷したとされる。昭和初期までは川で洗ったり、子どもの遊び相手にしたりする風習もあった。名前の由来はイモを洗うように汚れを落としたことや、疱瘡(いもがさ、天然痘)除けの信仰といった説がある。
普段は地元住民が管理し、...
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