「波の伊八」欄間彫刻 秘仏「慈恵大師像」… 天台宗・行元寺 文化財、一堂に いすみ市郷土資料館 /千葉

https://mainichi.jp/articles/20230531/ddl/k12/040/163000c

最終週に本尊「阿弥陀如来立像」も
 天台宗の行元(ぎょうがん)寺(いすみ市荻原)が所蔵する文化財を一堂に集めた特別展「行元寺のすべて」が、同市郷土資料館(同市弥正)で開催されている。躍動感ある波の表現から「波の伊八」の異名をもつ彫工、武志伊八郎信由(1752~1824年)の欄間彫刻や、長らく秘仏とされ人目に触れることのなかった「慈恵(じえ)大師像」など貴重な文化財や美術品を間近で見られる希少な機会となっている。6月25日まで。【小林多美子