遡上を助ける魚の道

 見学の案内所から地下へと続く螺旋階段。下を覗くとまるで暗闇の世界への入り口のように見えました。

 ダムを建設したことによってできる高低差を和らげ、魚が下流から上流へ登れるように手助けをするのが魚道の役割です。地下トンネルにある魚道の中央に造られた窪みは、遡上の疲れを癒す休憩所。それは、ここが魚のために造られた専用道であることの証しです。

「白丸ダム魚道」の見学に参加したみなさん、お疲れさまでした。

 多摩川の流れに沿ったウォーキングは心地よく、せせらぎの音を聞きながらオープンエアで乾杯。見学後のコースを提案してくれた長万部さんと菜の花さんに感謝。