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よくあるご質問

六十歳の同窓会/2.幹事の苦悩

2.同窓会決定までの幹事の苦悩

 突然、同窓会の通知を受け取った人たちは近年、経験したことのない興奮に包まれているが、この還暦同窓会を決め、準備した幹事さん達の苦悩と苦労は、並大抵のものではなかった。 

 本題に入る前に、ここで少し、その苦労に触れておきたい。


 いよいよ来年は還暦、という五十九歳の村の夏祭り。 長田は、孫の浴衣姿を見に、久しぶりに祭りに参加した。 今までは仕事で忙しく、殆ど参加したことがなかったのに、これが運のつきだった。
 
 孫の金魚すくいを一心不乱に見ていると、「おお、長田君、久し振りやないか。 長田君やなあ? 元気かあ〜。 そういや、来年は還暦やな、中学校の同窓会やらなあかんな。」

 「やっぱりやらなあかんか? そういや、昔、同窓会の幹事やってくれたあいつは、何しとるの? 元気か?」

 「ああ、あいつは死んだ。 そやから、我々が幹事やらなあかんわ。」・・・との会話でスタート。

 他に幹事をやりそうな、世話好きのメンバー四人に声をかけ、還暦同窓会を提案。 
皆さん、さすがに世話好きメンバー達。 「そら還暦やから、絶対にやらなあかんわなあ。」と即刻、一致団結。 
しかしながら、この時は皆、興奮していて判らなかったが、並大抵ではない苦労は、ここから始まった。

 最初の打ち合わせは、日帰りか、宿泊か。 土曜日か、日曜日か。 宿泊の場合は土日、或いは日月? 土日だったらあの人は来れる、あの人は来れない・・・とか、温泉が良いなあとか、いよいよ幹事個人の我が儘も出だした。 

 それでも数度の会合、旅行業者との相談を経て、漸く具体的な行き先、行動スケジュールが決定。 それを基本に、やっと通知が完成し、皆に郵送できる段取りとなった。

 長田は、こんな苦労は、幹事以外、誰も判らへんわなあと額に汗を出しつつ、そういやあ、みっちゃんも参加してくれるやろうか。 もう、孫もいるやろなあ。 それでも来てくれたら苦労も吹っ飛ぶのに・・・と、密かにほくそ笑む長田であった。

(続く)

コメント

カレラ4さん

2013年07月25日 21:37

>みーさん、こんばんは。

長田の気持ちを判っていただき、有り難うございます。 他人から見れば、外見は還暦のおっさん、おばさんですが、同級生どおしはいつまで経っても、うぶなセーラー服、学生服のままなんですよね。  そうです・・・常に・・・活力です。 正しく、”人生は楽しく”です。

部分ヘアー、素敵です。 やっぱり、切らない方が・・・良いなあ。

みーさん

2013年07月25日 21:23

今晩は、

人は誰でもどこかに、 色気心が有るのよね。

旨く表現されましたね。  そこが有るから 面倒な世話役やれるのね。

長田さんの気持ちわかります。

年代毎に、 狙う物は違って来ても、 これも活力に生る。。。。うわっあ〜人生は楽しく生きなければね。

下手なコメントで御免なさいね。  昨日の部分ヘアーアップしますね。  ↓ です。