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よくあるご質問

六十歳の同窓会/3.昔の友人からさっそく電話が

3.昔の友人からさっそく電話が

 話は、通知を受け取った美智子に戻る。

 幹事のそういった苦労も知らず、通知を受け取った人たちは、昔の友人に電話したり、参加の確認をしたり、どんどん時間が過ぎていく。

 同窓生と言えども、今まであまり交流のなかった人たちも、一通の葉書をきっかけに、いきおい交流が再開された。

 案の定、美智子にも、今までも、時々連絡はあった 昔の仲間から早速の電話。

 美智子は、電話に表示された相手の名前を見、「あれー、田中さんや〜。 また自慢話かなあ。」と電話に出ると、

「ねえ、みっちゃん。 同窓会の通知、届いた? あんた、同窓会行く?」、 「うん、もちろん行くよ」。 「じゃあ、私も行くわ。 佐藤さんにも参加するように電話しといたらどう? また電話するね〜。」と、最初の電話は切れた。

 美智子が欠席であろうがなかろうが、結局は自分だけでも出席するくせに、他人のせいにして出席を決めた友人。  それと、佐藤さんに電話するように、相変わらずの命令口調。 昔とちっとも変わらへんわ、まあええか・・・と美智子は納得。

 その後は、今までは、孫からしか掛からなかった携帯電話が、急に忙しくなってきた。
 携帯電話を買って初めて、盆と正月が一緒にきたような大活躍。 メールも、これまでは全く使う必要がなく、使い方が判らなかった。  今はそんなことは言っておれない。 
大事な同窓会関係の連絡は、確実にキャッチする必要がある。 使い方を子供に聞いて、にわか勉強。

 突然、降ってわいた母の非日常生活に、大迷惑なのは子供達。 

 「ねえねえ、友達がメルアド送れって言ってきたけど、メルアドって何? どこに売ってるの?宅急便で送れるの?」と聞かれた子供達は、逆ギレ。 
メルアドというものを教えたら、次は文字変換、その次は、絵文字。
「この絵文字はどんな意味〜?」、 「こんな気持ちを表す絵文字は〜?」と、次々と質問の嵐。

 もう、何とかしてや〜。 同窓会なんて、早く終わってや〜と、子供達の悲鳴。

(続く)

コメント

カレラ4さん

2013年07月28日 19:25

>みーさん、こんばんは。

わかっていただけましたか。 やっぱり、みーさんのまわりにもこんな同級生、いましたか(笑)。 これ書いて、成功でした。 有り難うございます。

絵文字も・・・私くらいの年齢になると、使いこなすのは至難の業です(爆)。

みーさん

2013年07月28日 19:21

タンタン〜読めました。

人のせいにする、 同級生わかります、  いますね。

絵文字は苦手ですね。  苦労されるでしようね。

カレラ4さん

2013年07月28日 19:18

>あかささん、コメント、有り難うございます。

はい、世の田中さん、佐藤さんにはお叱りを受けそうですが、正しく、その通りです。

アップしたものをあとで読み返すと、文書のまずいところが一杯ですが、懲りずに続けていきます。 どうぞ、宜しくお願いを致します。

あかささん

2013年07月28日 18:14

( ´∀`)

子供達に嫌がられながらも同級生に遅れをとってはならじと猛勉強の様子が
コミカルで面白いですね。苗字が田中さん、佐藤さんも日本に一番、二番?の苗字
というのがどこにでもありそうという意味ですね。

カレラ4さん

2013年07月27日 18:08

>グレイさん、お褒めの言葉、有り難うございます。

どこにでもあることを、自然に文書で表現できたらおもしろいだろうなと思い、書いてみました。

意識せずに生活していることを、文書で、改め読むと、おもしろいものです。

駄作ですが、続けさせていただきますので、今後もどうぞ、宜しくお願いを致します。

グレイさん

2013年07月27日 13:31

語り口が軽やかで読みやすいです。
美智子さんが、電話の表示を見て「あれー、田中さんや〜。 また自慢話かなあ。」
この辺、さり気ない描写だけど、いかにもありそうで、うまいと思いました。
続けて読ませていただきます。