趣味人倶楽部

☆その名をば 熱き海なる 地に起きぬ 泥嚀の海 惨に至れる

☆泥嚀に ものひと呑まれ 数秒の 惨禍の画面 言葉失ふ

報道は熱海の町に梅雨滂沱ありえぬことの起こる昨今

若竹に七夕飾り吊り下げて星降る夜をひそかに待ちぬ

枕木に錆色噴かし雨つづく指折り数え梅雨明けを待つ

七月の雨受けてゐる庭の木々いつの間にやら力をつける

空も地も雨を流してひとつなり音のはげしき一日となる

☆水無月の終いの一日紫陽花の花花つつみ雨を追ひかけ

☆その蒼き花花あはれ寄り添へる君が気持ちに雨ぞ散るらむ

すすき川さん
どちらも下の句が上の句をふわり包み
余韻が奏でますね❗

六月のかぎりを川に遊ぶ鳥うすき陽射しが羽を安ます

短き夜あけて庭木を匂はせる瓶に夕べの溜まり水あり

☆梅雨空の雲の谷間にいな光り否といはずに君は去り逝く

☆六月はあとを残すは一日の暗示の窓辺に雷鳴一撃

☆ネガティブの言の葉尽きて抜けるすべなき迷ひの六月

l梅雨晴に家を飛び出す誰もかも解放感は人に必要

たちまちに小道かくして竹落ち葉やさしさであり涼しさである

☆梅雨ときの路地に小さき花が咲く子等の歓声雨に負けるな

☆そんな色こんな彩り通り過ぐ幼なき傘の隊列止まれーー

すすき川さん
みちのく露天風呂～～
もしかしたら湯気の向こうは
梅雨の雨降り旅情ですかねーーググッドです

露天湯に郭公を聞くみちのくの町のまなかにワクチン車輌

先生につづいて跳んで子供等はマスクのままに体操授業

☆白昼のこころ映せり夏至近き影絵に臥せり眞白き紫陽花

☆濃きみどり杉の山里映える白 永がき時をぞ飽食せしや

マスクして人には見せず胸の内　コロナ忘れて晴れ晴れ過ごす。

川の面に映る白雲つゆの晴れ誰も涼しく作業に励む

父の日は晴れていづこも家族連れマスク離せぬ現実はあり

父の日ファーザーズデイのオマケ歌なり
一首なりイェィ～～

☆父の日を飾るは黄色カーネーション守らむ妻子安全イエローイェィ

☆今日は何の日？
そうです、、ファーザーズデイ
つまり父の日でーす。
５月の母の日より周知なし微力でーす(笑)

☆父の日の 花ははなはだ 周知無し 黄色き花旗 半旗で参ろふ