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よくあるご質問

「俳句のいろは」この指止まれ!  その3

第一回では 5 7 5 のリズム良く季語は一つと云うことでした。
第二回ではじっくりと良く見て 見たまま 感じたままを詠むという事を勉強しました。

さて、今回は 切れについて勉強をしたいと思います。

切れ字には、代表的なものには「や」「けり」「かな」」「なり」「たり」「ぬ」「ぞ」「「し」「はも」
などがありますが、 一句の内容を途中で、あるいは終わりに切るはたらきをしていれば、その語はすべて「切れ字」なのです。

このことを芭蕉は
「切れ字に用いる時は、四十八字皆切れ字也。用いざる時は、一字も切れ字なし」といいました。
四十八字みな切れ字になり得る、というわけですが、中でも や、かな、けり、は強い切字です。

強い切れ字は一つだけ や けり と二つを使うと内容がばらばらになり纏らないと言うことです。

たった十七文字しか短い俳句の中で特に思いを伝えたい場合 切れ字は大変便利な表現です。 先ず、「や」の場合を見てください。


>荒海の佐渡に横たふ天の河
「海の荒れている佐渡に天の河が横たわっていますよ」と云った起伏の乏しい句意です。

<荒海や佐渡に横たふ天の河
そこで元に戻して、「や」がついている語「荒海」が強調され、まさにここぞ作者の想い入れがあるのだという事です。

云ってみれば「海がこんなに荒れているんですよ。私としては、このことを特に印象深く感じたのです」 ということになります。
そこで読む人も、ここにアクセントを置いて鑑賞することが大事です。

目の前に今うねる日本海、その不気味な荒れよう、引き込まれそうな暗さが「荒海」から伝わってきます。

◇切れ字を使って印象深い句を作ってみましょう


>くちなしの萎れてなほも香りけり

>涼しさや大黒柱磨かれし

>いかずちやお客逃げ出す露天風呂

>一夜のみ添うて開くや月見草

>雷鳴に耳たぶ紅く染めしかな

>綿菓子にしゃぶりついた夜店かな

>昼顔や砂に興じる群れすずめ

今までに述べたことを頭に入れて読んで見ましょう  ずい分違った感じに思えます。

切れ字を使って印象深い句を・・・一歩上の俳句に挑戦です。
 練習帳と思い書き込んでみましょう。


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 ◇ お知らせ

8月の兼題・・・鳳仙花、 稲の花、
投句・・・8月10日〜15日

残念ですが蕗村さんは個人の事情ですみれ俳会を脱会いたしました。

コメント

mikkoさん

2013年10月01日 05:29

風の盆さん  おはようございます。

嬉しいコメント有難うございます。 このコミュを上手く利用して頂き俳句作りが楽しくなれば・・・
と思います。  お互いに学んで行きましょう。  宜しくお願い致します。

風の盆さん

2013年09月30日 21:37

mikkoさん、Atumiさん
いつもお世話になっております。有難うございます。
この「俳句のいろは」この指止まれ!を3回とも拝見させて頂き、
俳句の奥の深さをつくづく感じました。

ドキンチャンが言われていましたが、無謀にも
このすみれ俳句会に入らせて頂くまで俳句の事も知らず、
見よう見まねで今日まで来ました。
会の皆様の足を引っ張らぬ様、気をつけたいと思います。

私事ですが、昨日、久し振りにバスに乗り、デパートに行ったのですが、その20分程の時間、いつもは退屈で仕方のない所、句会の兼題のことを考えておりましたら、楽しくなって、あっという間にデパートに着きました。こんな経験は初めてです。
俳句って楽しいかもって思っている次第です。^^;

mikkoさん、Atumiさん、会員の皆さん、
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

mikkoさん

2013年08月04日 09:08

かっしいさん
幾つかの基本を頭に入れて詠むのと知らないのでは大いに違います。


注意すること
?切れ字は一つ
?一物仕立てはするすると読み下す。
?取り合わせの句は大きくイメージを離す

と云うことを心がければよいといわれています。

かっしいさん

2013年08月03日 23:31

私も まだはっきりした意図〜で使っているかというには 余りにあやふやな
知識です。
でもこういうふうに示していただくと 使い方の方法がすこしでも理解できる気がします。
ありがとうございます。

mikkoさん

2013年08月03日 22:43

寿老さん
兼題は前月最高得点を取った人に決めていただいていました。しかし今回から皆さん 順番に季題を選んで頂くことにしました。

寿老さんのおっしゃる事は解りますが、あくまで兼題であって・・・当季雑詠も可です。
ここでは「楽しく句会を」と云うのがもっとうです。 ご理解ください。

寿老さん

2013年08月03日 15:58

お題 兼題 席題 が どうも判りません。 よく観察して 感じたママを読むのが
句作の第一歩と 教えて頂いて居りますが。
席題 〇〇 とか 兼題△△と急に出されても 見たこと、経験のない事柄の場合
空想 連想でつなぎ合わせるしかありません。  江戸明治の俳諧の席主が数名の
数奇者相手に頓智を競う会なら じっくり観察なんぞは不要であったでしょう。
その当時の 題 が未だに生きているのでしょうか。

mikkoさん

2013年08月03日 05:50

ドキンチャンさん

そんなに恐縮したり恥ずかしい事はありませんよ! ここは勉強の場ですから一つずつ基本を頭にいれて、次の句に繋げてください  そして楽しみましょう。

ネットですからわざわざ出かけなくても学ぶ心があれば幾らでも上手になります。
介護の勉強の合い間に気分転換になれば良いですね。

俳句の楽しみ方はいろいろ有ります。
作るだけで自分だけで楽しむ・・・これも良いでしょうが、これだけでは旨くなりません

私は現役のころ3年位自分だけで俳句を作り楽しみました 句会に行く暇が無かったので
纏めたノートを見ますとただ懐かしく大切にしまってあります。

ドキンチャンさん

2013年08月02日 19:31

そうなのですね
本当 勉強になります
無謀にも
このすみれ俳句会に入らせていただくまで
ドキンは
何処にも習いに行かず?
いや 行く暇なく?
至っていますから(。>д<)
失敗数知れず(´д`|||)
恥ずかしい限りです( ̄▽ ̄;)
介護支援の勉強に追いまくられ?
これでいいのか?と考えています
迷い道に入ったようで悩んでます
今や 溜め息ばかりついてます
本音で言うと
皆様の足を引っ張りぱっなしで
申し訳なく思っています<(_ _*)>

アンさん

2013年08月01日 07:31

切れ字というものの使い方も分からず使っていました
切れには、強調するという意味があったのですね

短い17字の中に、またもや魔法の法則が有った

今後、挑戦したいと思います

mikkoさん

2013年07月31日 17:42

Atumiさんのようなご意見はとても多いと思います なので誰でもご存知の芭蕉の弟子の句を例句に出しました。

これでAtumiさんも切れの使い方 お分かりかと 機会が有ったら一度挑戦してみては
いかが充分の経験も御ありですし〜〜〜

mikkoさん

2013年07月31日 14:06

*山百合やすこし遅れて友来る   mikko

芭蕉の弟子のようには詠めません。

mikkoさん

2013年07月31日 13:57

例句

>はるさめやぬけ出たままの夜着の穴   内藤丈草

春雨が降り続いている。夜着から起き出してみるとすっぽりと身体の嵩だけ穴のようにあいている   という情景です。おかしみがありますね。

>ながながと川一筋や雪の原        野沢凡兆

見渡す限り見えざるものとてもない雪原に、一筋の川の流れが長々と続いている 情景です
省略が効いています。

丈草、凡兆、
どちらも江戸時代の芭蕉の弟子 簡潔で強い表現の句はいつになっても古びないものです。