【タカシマヤ/バーミキュラビレッジ】『北欧デザイン展』を鑑賞する会のイベントレポート

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【タカシマヤ/バーミキュラビレッジ】『北欧デザイン展』を鑑賞する会

『北欧デザイン展』
デザイン展と銘打たれていますが、基本的には北欧ならではの家具や雑貨で彩られた生活のあり方を紹介する展覧会でした。
柔らかい曲線でデザインされた椅子やカラフルなガラス製の食器などが数多く展示されていましたが、会場内で最も居心地がよかったのは、それらで構成され、北欧の家のリビングを再現したショールームのようなスペースでした。
設置された家具や小物は単体としても美しいものでしたが、それぞれが部屋の中に置かれた時に存在感を主張しすぎないので、インテリア全体として見渡した時にここちよく調和していることに気づかされて、とても落ちつきました。
リサ・ラーソンの動物をモチーフにした置物も展示されており、キリンやトナカイ、シロクマなどははじめて見るキャラクターでしたが、どれも愛おしくなるようなデザインが秀逸でした。

『バーミキュラビレッジ』
バーミキュラは名古屋市の老舗鋳造メーカーが手がけている鋳物ホーロー鍋のブランド名で、その鍋で調理された食事を提供するレストランを併設しているのがバーミキュラビレッジ。
中川運河沿いの工場地域にあるため、ロケーション的には地味でしたが、店内の木製を主としたインテリアはとても落ち着きがありました。
バーミキュラの特長は機密性が高く、食材への火の通りがしっかりしていることと、無水調理が可能なこと。全員でランチコースをいただきましたが、食材の持ち味が濃縮されていており、お米のご飯がおいしかったこともさりげなく高ポイントでした。

今回はいつもとは趣の異なる用の美を味わうイベントでしたが、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。