ソフトバンクのどん底から日本企業の過去最高利益

8日、2020年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比6.4倍の3兆551億円と同期間で過去最高になった。

投資ファンド「ビジョン・ファンド」の運用成績が改善した。通信子会社ソフトバンクも堅調だった。

年間ベースのトヨタの2兆4939億円(18年3月期)を超えたのである。

 投資先の企業価値が改善し、ファンド事業の投資損益が2兆7287億円の黒字(前年同期は7290億円の赤字)と改善した。

物流や消費者向けサービス分野の投資先の価値上昇が目立った。

昨年12月に投資先の米料理宅配大手ドアダッシュが上場。米ウーバーテクノロジ