やまさん
日本のテーブルマウンテン★荒船山で紅葉を狙います
準備やお手配などいろいろありがとうございました。
登山途中、マツダランプの道標を見て「マツダランプは谷川岳にもあった。マツダは松下電器(ナショナル)ではないかな?」と言いましたが、間違ってました。東芝でした。訂正します。
調べてみると、マツダブランドは白熱球を日本で初めて造った東京電気(現在の東芝)がライセンス生産したアメリカのブランドです。
最初に設置されたマツダランプの道標は谷川岳で、きっかけは昭和25年秋の遭難事故です。マツダ(東芝)の登山隊3名を含む4名の遭難事故(疲労死)です。天候急変、濃霧に強風の中、仙ノ倉を通過、平標への道標がいたずらにより
あべこべになっており、仙ノ倉に引き返し、また再出発したりして悲劇に至りました。
そして、東芝が資金提供してマツダランプ山岳部が道標を設置しました。
谷川岳、荒船山のほかに、毛無山、要害山~大蔵経寺山・兜山(山梨県)、笠山~慈光寺(奥武蔵)、大峰山~吾妻那山(群馬県水上)にも残ってるようです。
荒船山ですが、山頂部なぜあのように平らなのか調べたら、あれは流れた溶岩で、当時存在してた大きな湖を埋めて、緻密で硬い安山岩なのでその後の浸食に耐えて残ったということ。それで納得しました。
湖を埋めて平らというのが他にもあって、瀬戸内海の屋島と大分県の万年山です。屋島は浸食でなく隆起です。