良寛の歌0230−02『 あしひきの国上の山を今もかも鳴きて越ゆらむ山ほととぎす 』xv23

★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛さんの歌交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★





★ 良寛の歌0230−01xv23吉野020


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 あしひきの国上の山を今もかも鳴きて越ゆらむ山ほととぎす

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【仁訳】
 国上山を、ほら、今、時鳥が
 鳴きながら越えて行っているよ。
 姿は見えないけれど、なんとも切ない鳴き声だね。
 いつも時鳥の声を聞きながら暮らしてきたのに
 もう帰っていくのだろうね。



 > 良寛0233 時鳥汝がなく声をなつか