良寛歌 ★ いにしへを思へば夢か現かも夜はしぐれの雨を聴きつつ
いにしへを思へば夢か現かも夜はしぐれの雨を聴きつつ
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今ここの良寛さんは、時雨の夜、雨の音を聞いています。
雨の音を聞く時の流れの中に居て、心は過ぎ去った在りし日のことを回想しています。
・・・あの日々はもう今となっては夢のようなものなのか・・・あの日々が充実した実の世界で、ぼんやり雨の音を聞いている今は夢のようなものなのか、・・・
いずれにしても夢となって消えていくものだろうけれど、今ここのこの時雨の
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