本の紹介「オオカミの護符」

今回は「オオカミの護符(ごふ)」というドキュメンタリー本を紹介します。
作者は1960年代に神奈川県川崎市宮前区土橋地区(田園都市線の宮前平駅から鷺沼駅の間、川崎インター辺り)の農家に生まれました。生家は土蔵があるワラ葺き屋根の家だったそうです。自宅や近隣の家々にも「オオカミの護符」と呼ばれる鋭い牙を持つ「黒い獣」が描かれた「護符(お札)」が貼ってありました。しかし1980年代頃から川崎市も急速な人口増加、街並み整備に伴い都市化が進み「護符」を見かける家々も少なくなったそうです。「オオカミの護符」とは何か?誰が、何のために、どこから入手してきたのか?オオ