若かった頃になりたかった自分と、今の自分とどう違いますか? それは幸せな事ですか?

高校生くらいの時には、声優になりたいと思っていました。笑える話ですが、大晦日の夜『声優になりたい』と書いた紙を枕の下に置いて寝た事もありました。
後日、銀座に遊びに行った折に、調べておいた声優の事務所も見に行ったのですが、ボロボロのビルの中に入っており、怖くなって階段も上がらずに帰って来てしまいました。当時は今と違って、声優は陽の当たる職業ではありませんでしたので、怖さが先に立ちあっさり諦めてしまいました。
そして今、何処にでも転がっているようなお婆さんになっていますけれど、強いて言うなら、娘と言う宝物を手にしている事で充分に幸せなのだと思っています。