バスティーユを話題に…


 パリと言えばルーヴルにオルセー、シャンゼリゼーやカルチェラタン、凱旋門やエッフェル塔、リドにムーランルージュなどが話題に上りますがバスティーユ広場が話題に上ることはそう多くはないでしょう。でも、バスティーユと聞けば世界史で教わったバスティーユ牢獄のことを思い起こす人は多いのではないでしょうか。今回は、バスティーユあたりを話題に取り上げてみましょう。

 バスティーユ牢獄は、1370年から1383年にかけて建設された元々はパリの東側を防衛するための要塞だったのです。それが17世紀に入るとルイ13世の宰相リシュリューによって国事犯の収容所に改造されたので