韓国のヒット映画「コンクリート　ユートピア」を公開初日に観てきました。大災害にあった韓国・ソウルが舞台。唯一残ったマンションの住民らがマンション住民以外を排除し、一人男ヨンタク（イ・ビョンホン）の代表として生き残りのため、組織化し食料配分や自警を行う。次第に権力者となるヨンタクの狂気ぶりが見ごろでした。
ただ、能登半島地震の救出作業が行われている最中での公開にいささか疑問も・・・。住民や住民以外の争い、殺し合いは人間のもつ＜本性＞むき出しといった描かれ方でした。パニックスリラーとしては、よくできた作品でした。
この作品は韓国のアカデミー賞ともいえる「大鐘