角田光代さん訳『源氏物語』読了

昨年9月ごろから読み始めました。

途中で飽きてきてしまい、解説書や図録などを読みながら、見ながらなんとか読了しました。

解説書で一番参考になりましたのは、山本淳子先生のご著書と丸谷才一氏と大野晋先生の対談本でした。

54帖、長かったです。

単なるプレーボーイのストーリーではなく、平安中期の社会、時代、生き方を楽しむことができました。

国文学者大野先生がおっしゃっておられますが、男性の訳はおすすめしないとのことです。が、丸谷さんともおすすめされたのがアーサー・ウェイリー。訳本しか図書館で見つからなかったのですが、読んでみようと思います。