旧中川桜堤・小松川千本桜ハイキング

JR総武線平井駅は旧中川と荒川に挟まれた地域で、江戸時代は埼玉や栃木、群馬から米などをのせた船運が盛んで、中川から十間川、小名木川を通じて蔵前へ物資が集まっていたが、大正時代、荒川放水路掘削で新たに荒川沿いに中川放水路が掘削され、旧中川は荒川から水を取り入れるようになつた。

駅東口を進み、正面に「平井聖天・燈明寺」(不動明王)真言宗があり、埼玉・妻沼の聖天院、浅草の待乳山聖天、そして平井の聖天を関東三聖天と言われる。隣には平井諏訪神社、平井橋の下をくぐり旧中川沿いには遊歩道が整備され、昭和時代に植えられた桜が川面を彩り、水面には鴨やシラサギ、都鳥などと