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よくあるご質問

奧穂高岳に登り隊 最終回 奧穂高岳

昨日までの2泊3日で、クラブツーリズム主催「登山中級B(!) 奧穂高岳に登り隊 最終回 奧穂高岳」に参加してきました。
 最近の思わしくないお天気続きにもかかわらず、この3日間を通して、何とか天候にも恵まれ、念願であった奧穂高岳登頂が無事実現出来て大変感激しています。
 これもひとえに、昨年9月から、計31回に及ぶ訓練の場の何カ所かを提供してくれた我が故郷栃木県の山々、我が江戸川山友会、そして、クラブツーリズムのスタッフの皆様方のご支援の賜と深く感謝しております。
 思えば約4年前、クラブツーリズム主催の、「上高地滞在4時間」から、「あの氷壁の宿、徳沢園に泊まろう」を経て、「涸沢フェスタ」、「紅葉の涸沢」にまで辿り着いた定年退職間もない私は、ナナカマド越しに見上げる荘厳な奧穂高岳に登っていく人々を羨ましく見送りしつつ、「私も何れは必ずあの山に登ってやろう」と心に誓ったものでした。
 あれから4年間、とうとうその日がやって来たのです。あの奧穂高岳にとうとう登頂出来たのです。「バンザ−イ、バンザ−イ、バンザ−イ」です。
 昨年の槍ヶ岳登頂で自分が一皮むけたような気がした私は、今回の奧穂高岳登頂後の現状を何と表現したら良いのか検討が付きません。まるで天下を取ったような気分です。
 というのも、今回の奧穂高岳登頂は、大げさに言えば、「血に染まった登頂成功」という一面もあったからです。
 出発の3日前、クラブツーリズムから、速達で、『「6本爪以上のアイゼン」(靴底を覆うタイプ、・・軽アイゼン・・は不向き)をご持参いただきたく・・」という連絡が入りました。
 そこで、「6本爪の軽アイゼン」しか持っていなかった私は、山の愛好家なら誰でも知っている「某スポーツ」まで出かけて、「10本爪のアイゼン」購入についてアドバイスを求めたところ、?持参した登山靴は、柔らかすぎて10本爪のアイゼンは装着出来ないこと、?この店で4年前に購入した登山靴のサイズ選定は誤りであった、固めの登山靴としてはそれこそ大きすぎて、1サイズどころか、2サイズ下の登山靴にすべきであると強くアドバイスされました。
 何かと「長いものには巻かれろ」主義の私は、あまり金にも困っていないので、この専門家のお言葉に従って、2サイズ下のピッタリした、かつ固い登山靴を即刻購入しました。
 これが、悪夢の始まりでした。
 上高地から歩き始めて程なく、指先回りに違和感を覚え始め、以来3日間、ずっと足の痛みに苛まされ続きました。
 正直言って、あこがれの奧穂高岳登頂に浮かれ浸っているような気分ではありませんでした。
 しかしながら、私は頑張りました。足の痛みをもたらした根源と言うべき重たいアイゼンがとうとう1度も使用されなくても、添乗員に対してグチ一つこぼさずに必死に頑張って、「涸沢カール」付近などの残雪も、「ザイテングラート」の急な岩綾も、頂上直下のハシゴや大岩も征服しました。
 上高地にまで下山してから、初めて、ガイドさん達や同じパーティーの仲間達に、今後のアドバイスを求めたくて、マメの潰れた右足の薬指と、傷付いて腫れ上がったそのとなりの小指と、血に染まったその爪と、外反母趾になったような真っ赤な両足を見てもらいました。 
 今後、「某スポーツ」との交渉を如何に進めるべきか、良きアドバイスが欲しかったからです。決して同情を得たかった訳ではありません。
 1人のガイドさんは、「交換は無理だろう。今の靴を広げてもうらうしかないね」と言われました。
 もう1人のガイドさんのアドバイスは、この2年間のお付き合いの中で私の性格を見ぬいたのか、「怒らないで冷静に話を進めるように・・」というものでした、
 同じパーティーの呑気そうな爺さんは、物知り顔に、「新品で奧穂なんて・・、1度履いた靴は交換して貰うのは無理だろう・・」と言い張りました。
 他の仲間達は、口々に、同情してくれました。
 本日、私は、「怒らないで冷静に話を進めるように・・」という1人のガイドさんのお言葉を胸に、「某スポーツ」まで、交渉に出かけたところ、そこは天下の「某スポーツ」、早速、かかとに傷のある1サイズ上の新品もどき?の靴と無料で交換してくれました。
 私は、「某スポーツ」に対して、傷の手当て代までは求めませんでしたし、「某スポーツ」側から、早々と新品との交換を提示されたので、その意気に感じて、同額くらいの買い物までしてきました。
 終わりよければ全て良し、今回の山行も大満足としておきます。

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