遍路漫画 『アルキヘンロズカン』 のディープな世界

今回は実用書ではなく、コミックのご紹介。
漢字で書くと『歩き遍路図鑑』。本の帯にあるキャッチコピーはこんなのです。
「そこは人生が凝縮された道―
著者自ら約1ヵ月歩き続けた経験を元に描く、リアルでディープな遍路旅!!」

エッセイコミックではなく、一応、ストーリー(らしきもの)はあります。
主人公は二人。売れないエロ漫画家、日々をグダグダとすごす元OL。
彼らは遍路宿と野宿を併用しながら、別々に遍路を歩いていきます。
宿や路上での出会いと別れを描くのは、遍路記のベーシックなパターンですが
この漫画、それらのエピソードがハンパではない。とってもディープ。