別格の山を歩く④ 仙龍寺

別格の山岳霊場への歩きルートを解説するシリーズ、今回は別格13番 仙龍寺(愛媛県四国中央市・標高230m)です。
仙龍寺は本来65番三角寺の奥の院兼大師堂で、現在も地元では奥の院と呼ばれ、古い道標(石標)にも奥の院と刻まれています。
三角寺と仙龍寺の間は峠越え(または遠回りのトンネル通過)が必須です。

往路は好天の場合、地蔵峠越えの一択。
三角寺本堂前の古い石標に従い、本堂の左奥へまわると境内の外へ出る小道があります。古い丁石や「遍路道」の札を見ながらゆっくり登っていくと地蔵峠。
峠からの下りは細くて滑りやすい急坂、道迷いにも注意。鉄塔と不動堂を過ぎる