第4回 八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説

伝説では、須佐之男命が、出雲の国を通りかかると
老翁と老婆が嘆き悲しむ処に出会います。
訳を聞いてみると、八岐大蛇という蛇に悩まされて
年に一度、貢物として処女を差し出さなければならない
今年は、自分の処の娘の番であると言うのです。
須佐之男命は、それならば私が退治しましょうと
娘の衣を被り待ち受けていますと、八岐大蛇が
現れます。
首尾よく、八岐大蛇を倒した須佐之男命は、尻尾に
何か光るものを見つけ、切り開くと「天叢雲剣
(あめのむらくものつるぎ」を得ることになります。
後の「草薙の剣」です。
娘の恩人に、おじいさんおばあさんは大変喜び
娘を娶わせて、