【本間勝交遊録】 54人目 石川 緑 1964年の胴上げ投手 皆に慕われた“エエ恰好シイ”

今日は阪神タイガースの試合がないので、本間勝交遊録を掲載します。

大阪弁でよく使われる“エエ恰好シイ”―。
そんな一面を持った人だが、気障な人ではない。
要領を得た立ちまわりのできる人でもない。
いつも笑顔の好人物。何をするにしても悪気はない、おもろいオッチャン。
故・石川緑さん。
1964年のリーグ優勝時には、最高勝率投手に輝いたサブマリン。
性格、身のこなしともおっとりした選手。
ピッチング以外、ひとつ、ひとつのプレーは、どちらかといえば不器用なタイプなのに、
決して弱音を吐かないところにギャップがあって慕われた人。
いかにユニークだったか。
お陰