<猛虎のルーツ:第6回>阪神北條、ライバル田村との切磋琢磨が成長させた

日刊スポーツの連載から転載です。
シーズンオフ企画で阪神ナインの原点、足跡をたどる「猛虎のルーツ」。
第6回は、遊撃のレギュラー定着を狙う阪神北條史也内野手(25)です。
青森・光星学院(現八戸学院光星)時代は同級生の現ロッテ田村らと
3季連続甲子園準Vを果たし、プロの扉を開いた。
当時の金沢成奉総監督と仲井宗基監督が、両極端のライバル田村との秘話や
知られざるエピソードを明かした。

    ◇   ◇   ◇

北條は大阪狭山ボーイズに所属していた中学3年の09年9月中旬、
当時の青森・光星学院(現八戸学院光星)金沢成奉監督(53)の目に留まった。