時は命なり

梅雨入りをして、いよいよ夏本番だ

古の頃のインドの修行者たちは、野外で瞑想をするのが常だった

ただ、激しい雨季には野外ではなく、精舎にひきこもり、修行をしたようだ

僕は、十年ほど前に半年ほどであるが、毎土曜夜に地元の曹洞宗の寺の参禅会に参加していた

一般人向けの参禅会ではあるが、約40分の座禅を2回行うというもので、なかなか初心者参加歓迎の場ではあるが、とてもついていけるようなレベルではなかった

当時、僕は毎晩、40分の座禅を組んではいたが、それでも、あの静寂の中での時間は長く感じた

まして夏になると、講堂に蚊が飛んでいて、噛まれたりもし、集